『少年は残酷な弓を射る』’11・英





あらすじ
自由奔放に生きてきた作家のエヴァは
キャリアの途中で子供を授かった・・・。


解説

ヨーロッパ映画賞
女優賞受賞


英国アカデミー賞
3部門(主演女優賞
監督賞・英国作品賞)
ノミネート


イギリスで最も権威ある女性限定の文学賞
オレンジ賞を受賞した小説の映画化らしい。





原題『WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN』より
邦題の方が文学的で、洒落ているとは思うけど
あまりにも、そのまんま過ぎる気もしたな






出演は『サムサッカー』のティルダ・スウィントン





『僕の大切な人と、そのクソガキ』のジョン・C・ライリー





『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』のエズラ・ミラー





『ファニーゲーム U.S.A.』のシオバン・ファロン・ホーガン。






監督・脚本は『モーヴァン』のリン・ラムジー
撮影は『めぐりあう時間たち』のシーマス・マッガーヴェイ





音楽はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。




ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。


ケヴィンが嫌いって言った音楽は、三味線かと
思ったら、中国琵琶の劉芳って人らしい。


タイトルは、もっと抽象的な意味合いかと
思ったら、そのまんまやったんや(^_^;

トマト祭りの夢の後、エヴァが目を覚ますと
玄関と車が真っ赤で、その後、眼帯の少女とか
回想とかが挟まれたりして、真相は勿体ぶって
なかなか明かさないミステリアスな演出やのに
この邦題のせいで、エヴァが水面に顔をつけた後
変わった別人の少年が、髪型や顔立ちが似てたし
エヴァの息子で、その息子が事件を起こしたから
事務に採用された直後に、エヴァが殴られても
耐えてたのは、被害者の遺族だからってのが
直ぐに分かってしまったのが残念やった。

多分、多くの人は、その辺の内容は分かってて
自分みたいに、予告編やあらすじも観ないで
映画を観るのは少数派なんだろうけど(^_^;


時系列がバラバラではあったが、エヴァの
髪の長さで、現在か過去かを分かるように
してたのは親切設計やったな。

泣き声が五月蝿いから、工事現場に佇むなど
エヴァは育児ストレスから、ケヴィンに対し
産まれる前の方が幸せだったと呟いたりするが
反抗的で可愛げのない息子なのに、病気の時は
本気で心配して看病し、息子が絵本をせがんで
父親を追い払った時の笑顔を見ても、最初は
愛せなかった息子を、次第に本気で愛せてたし
決して悪い母親ではなかったと思う。

わざと、オムツにウンコをしたケヴィンを
感情的に投げ飛ばして骨折させて、負い目を
作ってしまい、自分が1番賢いとケヴィンに
過信させたまま成長させたのは、失敗だったが。


むしろ、あの怪物を育てたのは、たまにしか
子育てせん癖に、揺らしたら泣かないとか
エヴァの苦労を理解しようともせずに
孤立させてしまった父親の方やろうな。

本当のケヴィンに気付かなかった父親は
ケヴィンとっては、殺した生徒達と同列の
存在でしかなく、ケヴィンの唯一の楽しみ
母親いじりを奪う離婚が、大量虐殺の引き金で
殺されても自業自得な部分はあるけど、失敗は
成功の母で、素直に育った妹のセリアは
失明させられ、命まで奪われ、可哀想すぎた。

冒頭の謎の音は、スプリンクラーやったんか。


弓は大量虐殺に向かないと思うが、アメリカなら
銃を使えばええのに、個性を出したかったんか?

上手く立ち回ってきて、特別だと思っていた自分を
少年院で否定され、大人の刑務所に移ることを恐れる
普通の人間になった今のケヴィンには、なぜ自分が
あんな事をしたのか分からなくなっていた。
中二病やったんかもしれんな(笑)



事件の損害賠償とかで、金が無いみたいやけど
エヴァが遠くに引っ越さずに、卵割られるとかの
嫌がらせに耐え続けるんは、自分を罰する為?

夫や娘、何もかもを奪った意地悪な息子やのに
Tシャツをアイロンし、帰りを待つエヴァ。

それが母親ってもんかもしれんけど、普通の
母親なら、諦めて自殺したり逃げたりしても
おかしくないのに、母は強しでは片付けられない
エヴァの強さは、伝説の冒険家ならではかもな。

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